和室の室内が減っている一方で、新しい住宅でも和室を敢えて設ける方も存在しています。
畳の室内は落ち着きのある雰囲気に仕上げることができ、直接に畳の上に寝転ぶこともできるので、快適で安心できる空間へと仕上げることができる魅力はあります。
畳の材料として使われているものは、3つに分類することができます。基本ベースになる畳の床があり、稲わらを使っているものから、木質ボードやポリスチレンフォームを使っている科学系などに分けることができ、普通のタイプでも吸音効果や断熱効果を持ち合わせていることになります。
フローリングの床材よりも高い防音性を発揮しているので、この点に魅力を感じる方も多くいます。畳の床に張られている材料が畳表と呼ばれているものです。
い草を用いているものをメインとしていて、独特の良い香りが人気があります。現在では進化をしていて畳の材料である畳表には複数のカラーバリエーションのものが販売されています。
このタイプはい草を染めて色を付けているタイプになるので、好みの色を満喫でき、室内の雰囲気を変えることに成功できます。
比較的新しい畳表の場合では樹脂などを利用しているタイプもあり、畳本来の香りというものは無くなってしまいますが、高耐久で変色しにくいというメリットがあります。
畳の材料の中には畳縁という部分も大切です。畳表の縁に縫い付けを行うもので、古くから伝わる伝統的な織物の柄物が非常に人気があります。
赤系や青系、緑系など非常に数多くのカラーが用意されているのですが、同時に柄の種類も非常に豊富になるので、気に入ったものを自由に選択することにより、満足できる和室にすることができます。
同じ畳表を使っていても、畳縁の選択によって雰囲気が大きく変わる重要な畳の材料になるので、柄と色を十分に検討してみることが良い方法です。
古くなってしまうと表替えや裏返しなどを行う場面がありますが、専門店ではどのようなご要望でも応えているので、長年にわたって新鮮な和室を保つことも不可能ではありません。