琉球畳と置き畳 何が違うのでしょうか?

サイズオーダー畳をご注文いただく際に、よくお客様からいただくご質問で、

「現在、和室に敷いてある古い畳を処分して、サイズオーダー畳に入れ替えても大丈夫でしょうか?」

と問い合わせがあります。

確かに、サイズオーダー畳は、置き畳のサイズオーダーというイメージがあります。
置き畳のサイズオーダーの和室に使っても良いか疑問に感じるのも無理はありません。

ただ、置き畳には、畳店が作る置き畳とホームセンターのような量販店で販売されている置き畳の2種類存在します。

違いは、材料の質、畳の構造が違います。

畳店が製作する置き畳は、和室に敷いてある畳とまったく同じ材料を使い似たような構造で製作されます。

量販店の置き畳は、芯材がフェルトだったり、ウレタンだったり一般的な畳とは全く違う材料を使っていることが多いです。また、手にとっていただければ分かりますが、非常に軽くできています。

ホームセンターで販売されているような置き畳を和室にそのまま使うことは、耐久性から見て難しいと思います

置き畳を製造している業者によって、可能か不可能かに分かれると思います。

置き畳とは、インテリアとして使える畳。


和室に敷く琉球畳や普通の畳の側面は、この畳糸で縫い合わせて製作されています。

一般的な畳の側面

和室に入れる畳の側面を見ると畳糸で縫い合わされています。これは、古くなった畳の表面のみを張り替えることができるように、畳糸で縫い合わせて作られていました。現在でも多くの畳がこのような製作方法で作られています。ただ、現在は、芯材に藁(わら)を使うこともほとんどなくなり、表替えをせず新しい畳に入れ替えること多いです。

置き畳の側面

置き畳は、床に置いて使うことが前提ですので、畳の側面の仕上げもインテリアを損なわないようキレイに仕上げてあります。洋室のフローリングの上で使えるように裏面に滑り止めが付いています。 サイズオーダー畳の材料自体は、普通の畳とまったく同じことがほとんどです。違いは、製作方法です。糸で縫い合わせるのではなく、貼り付けてあります。表替えはできません。基本的には入れ替えになります。費用については、表替えのほうがコストが安いです。ただ、現在では、藁(わら)を使わない芯材を使用すれば、新畳に入れ替えてもそんなに費用は高くないと思います。

琉球畳どっとこむ
投稿日:
カテゴリー: 置き畳