現代人の好みに合った置き畳

琉球畳は、フローリングの洋室に敷くことで、手軽に和室ムードを高めることができる畳として、近年人気を博しています。
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洋室はもちろん、和室に取り入れて、通常の畳にはないモダンな雰囲気を生かした、遊び心あふれるアレンジを楽しむこともできます。

一見、普通の畳の半分サイズで、縁が無い正方形の置き畳といった趣のシンプルこの上ない琉球畳ですが、表面の織りの向きによって、同じ色の畳でも光の反射で色が違って見えるという特徴があります。

織りの向きを互い違いで組み合わせて配置することで、正方形の琉球畳は、その表面に繊細な市松模様を浮かび上がらせます。

置き畳
イグサの色自体は同じですので、落ち着いた雰囲気の市松模様が独特の品の良さを漂わせ、洋風インテリアとも合うおしゃれ感で室内に華やぎを与えます。

本格的なリフォームをしなくても、フローリングの洋室に琉球畳を敷き詰めることで和モダンなムードに変えたり、和室の印象を大きく変えることができます。

本来の琉球畳は、七島イ(しちとうい)と呼ばれる沖縄地方で栽培されていた特殊なイグサが使われていましたが、今は通常のイグサで造られた置き畳も、判りやすい通称として琉球畳と呼ばれるようになっています。

現代人の好みに合った置き畳として、今後いっそう注目を集めることが予想されています。